2011-07-13

cafe Hohokam

いい店の条件ってなんだろう?と、自分でも店を経営しながらいつも考えています。

いい店はたくさんのお客様が来る店だよと、昔、先輩に言われたことがあります。
同じように、いい家は大勢のお客が来る家。
いい人は多くの友人がいる人と。

いい得ていると思いませんか?
いいものは誰もが良いと思い、だから、良いものを人は利用したいと思うのでしょう。
その観点からすると楽天やZOZO TOWNは利用者からしたら便利でいい店なんだろう・・・きっと

最近ランチした中でいい店だなと感心した店がありました。
店の名前はcafe Hohokamというバーガーレストラン。
アメリカのデザートをコンセプトとしたレストラン。

やはりいい店の条件の一番はいい商品だと思います。食べ物屋は料理が美味いこと、服屋はかっこいいこと。なんといっても人は商品を買いに来るのだと単純に思います。
そして次に、店がいつもお客様を考えている、つまり意識がお客側にある店であること。
お客様への心配りができて知らず知らずに心地よくなってしまう店。
最後に、店全体の環境がきちんと自然に収まっていること。
別に新しいとか古いとかというのでもなく、統一感があるなしというでもなく、
コンセプトと言うコアにきちんと物が向いているかということが大切だと思います。


温泉に例えてみると、まずはお湯自体が本当にいい湯かどうか?宿はもてなしの心があるかどうか?(これが意外と無いものが多い)。
そしてよい加減で環境があるかどうかです。(いい加減、デタラメということではなくて、”よい”加減が大事です)
以前に訪れてこのブログでも書いたことのある酸ヶ湯(青森県八甲田)なんてまさに最高の温泉ではないでしょうか・・・
最近の受け狙いで部屋ごとに露天風呂を設置しているような高級宿よりよほど心地よいです。


そんな辛口の私がいいなと思った店、Hohokam。
美味しいし、かっこよいし、路地裏でわかりにくい場所での営業なのに、いっぱいのお客様であふれています。THE GREAT BURGERという会社がやっている店です。
以前もオフィスの近くにお店があってよく利用させていただいていました。
デッキのオープンエリアも植栽とかミストマシンとオーニングとか、いい感じで居心地がよいです。

ランチだけでなく、ディナーも良さそうなバーガーレストランってあまりないでしょ・・・
原宿にお越しの際は是非一度お試しあれ。