2011-07-11

子供の遊び場と仮設住宅

石巻市中里小学校で、支援物資の配布と炊き出しのお手伝いをしました。



この活動を企画したのは、地元のママサポーターズの八木先生。先生の狙いは、被災者への支援物資の配布や炊き出しの援助だけでなく、行政への問題提起を含んでいるとのことでした。

この小学校の校庭に仮設住宅が建設される予定なのだそうだ。そうなれば子供の遊び場がなくなってしまう。もちろん仮設住宅は必要。でもところ構わず建設していいのだろうか?という事を考えるきっかけにしたいとのこと。

石巻市だけでも仮設住宅8000戸が計画されているそうだが、もちろんそのほとんどが公共用地。まとまった場所を確保しようとしたら、郊外の少し不便な場所になってしまう。それでは被災者が入居してくれない可能性があるし、また不便さ故に入居しても被災者が引きこもってしまう事も考えられる。

逆に便利で、広くて、、と探していくと市内の公園や学校がターゲットになってしまう。そうなると被災者を救うために、子供の遊び場を奪うことになるのではないか?

将来の復興を担う子供の教育と成長は、ママさん達だけでなく、市にとっても重要な問題のはず。行政もその事を忘れないでいてほしい。仮設住宅といっても、一筋縄では行かない。みなさんはどんな解決策を思いつきますか?


さて、夏になると必ず噂になる流しそうめん。私も初体験しました。楽しかった。