(その時が日本初上陸かといわれると、その前から、ちょこっと扱ったインポーターなんかもあったようです)
最初はカナダグースがファッションマーケットを意識していないころで、
まだ、そのままの極寒仕様でしたので、ダウンの量も多く、相撲取りの着ぐるみのようでした。
街で着るのが、少し恥ずかしいぐらいで。
それが、逆に男心をくすぐり、当時の商品部バイヤーのチームウエアか?というぐらいに、
バイヤー全員が着ていたのを覚えています。
最初はそれこそ、12枚レベルの仕入でした。
その後、代理店はグリフィンになり、ダウン量も落とした日本仕様になっていきました。
当社の扱いも少しずつ増え始めましたが、今のようなボリュームで売れることはありませんでした。
それでも、30~50枚レベルです。
今思い返すと、トレンドがモードの時や、アメカジ暗黒の時期もありましたので、
カナダグースを販売するには逆風な時も多かったように思えます。
先述したように、私達がカナダグースの機能美、男らしさ美をリスペクトし続け、
私もどんなトレンドの時代でもウチでは、意地でも、ずっとやり続けるとしていた唯一のブランドでした。
(いまでは、オールデンやミステリーランチやレッドウィングなどそんなブランドも増えましたが)
その甲斐あって、また、代理店のグリフィンインターナショナルの頑張りもあって、
ブランドは開花したのだと思います。
また、同時に数年前からヨーロッパやアメリカ東海岸のファッションマーケットで火がついたことも、
ファッションブランドとして、認知度をたかめるきっかけとなり、
日本のセレクトショップでも扱いやすいブランドとなっていたのだと思います。
長年、展開してきた当社は、取り扱いモデル、色サイズの展開も増やして、より多くのお客様のニーズに応えられるよう、また、別注によりフリークスでしか購入できない特別なアイテムの展開もおこなっています。
ここからは別注商材について少し。。。
[Mens]
モデル名:
① Windsor
こちらは、胸にカナダグースの象徴的なトリコロールのロゴマークを付けてもらいました。
もともとのモデルは、ワッペンの無いシンプルなモデルです。
他社の別注は黒いワッペンをつけるというのが、流行っていますが、そんなのはモードっぽくて、他のモードっぽいブランドやればいいでしょっ!
という感じで、カナダグースといえばトリコロールのワッペンで、カナダグースというブランドをより強調したアイテムに仕上げています。
やっぱり、良いブランドを着ていることは主張したいですね!
② 色別注 forest green
Jasper / Kamloops / windsorの3モデルでforestgreenの色目を別注で造りました。
アメリカの森林警備隊などに代表されるフォレストグリーンで、へヴィーデューティー的なカラーを選びましたが、渋くてかっこよく仕上がったと思います。
③ 川崎店限定でjasperのasphalt(チャコールグレー)も展開しています。
[LADYS]
① モデル名:VICTORIA PARKA
日本でフリークスのエクスクルーシブモデルとなります。
本国モデルですが、日本での扱いは当社だけです。
こちらのEARTH BROWNは本国での生産もなく、つまり、世界で当社だけの扱いです。
前立てが比翼になっていて、すっきりとシンプルなデザインで
色々なスタイルに合わせやすく、ウェストにもシェイプが入っている為、
カナダグースの屈強なイメージとは逆に女性らしいラインのモデルになります。
着丈もやや長めのミドルレングスなので、保温性も高いです。
カナダグースの良さを最大限に引き出したフリークスの別注ライン。
ぜひ店頭で手にとってご覧ください。