またひとり、サーフィン界は偉大なレジェンドを失った。
1950年代から永きにわたりサーフインダストリーの発展に大きく貢献してきたマスター・クラフツマン/シェイパー/デザイナーのドナルド・タカヤマが、10月22日、カリフォルニア州オーシャンサイドで永眠した。68歳だった。世界的なシェイパーとして名を馳せたドナルド・タカヤマは、その生涯をサーフィンとサーフボードのデザインに捧げてきた。
http://surfmedia.jp/?p=15859
カルフォルニアとハワイで同時にパドルアウトと追悼のセレモニーがあるという
カルフォルニアのナオに連絡すると仕事でいけそうにないと
僕はサーフィンと出会っていろんなことを学んだ
中でもドナルド・タカヤマの板は憧れの板だった
思い立ってセレモニーに出るためにハワイを訪れた 内緒にしておこうかと思ったらナオのブログに出ているよ・・・?
よく見るとサークルの中に僕が・・・
http://www.staradvertiser.com/multimedia/photo_galleries/Donald_Takayama_paddle-out_memorial_Nov_10_12.html?photo=7
当日ビーチに並ぶタカヤマの板・・およそ100本以上はあるか
中にはコレクションしている物をこういう日だからと持ってきた人も多く見た
ハンドシェイプだからこそのサインとメッセージ入りなんて普段は当たり前とおもっていたが
もうFROM TAKAYAMA はあってもTO KENはどんなことをしても手には入らない
9時から集まり、歌で始まりスピーチがありそしてパドルアウト
サークルは300人以上のサーファーの手と手がつながったものになり、その中に家族や友人を乗せたアウトリガーが5隻入る
ウクレレに合わせてみんなで送る歌をうたい、 終わると同時にレイを海に投げて水をかける
みんなドナルドにありがとうって感謝している
不思議なことが一つあった すごくいい天気なのに歌が始まったら雨が降ってきた
世界中からこうして多くの人が別れを惜しむという光景を目にして考えたことは、やはり人柄に行き着くんだろう
好きなことをとことん追求をし、新しい技術でみんなを沸かせ、進化させた人間の最後を垣間みて
これからも好きなことを追求していくのはもちろんだけどそれ以上に人柄なんだな・・・と改めて思う
服屋もそう、料理もそう、すべて最後は人柄が商品や、サービスにでてくるものだ
僕の周りもいい人の作る物はやはり良い物だ・・・長く人に愛される店であり自分でありたいと思った