久しぶりですか・・・原点に戻るようなセミナーに出席しました
柏でお世話になっている高島屋さん主催の店長研修の一貫のセミナーだ
でも講師がサニーテーブル代表の高橋さんとあって
本来は店長のみの出席なのだがお願いして、本部のメンバーと4人で参加
(株)サニーテーブル
http://www.sunnytable.co.jp/
元々バイクの輸入業だった高橋社長。自分にとって気持ちの良いサービスを提供してくれる
レストランがないならば、自ら作ってしまおうと作ったレストランが。。。。
お客さんの本音を話しますと前置きしての講演会
きっと皆さんは顧客さまが何人もいて、何年もうちのお店にはきてくれていますと思っているでしょう
僕はある大好きなブランドがあるんです。 そのブランドを愛し、よく購入している 。先日その商品に不具合があり店にいくとオープン10分前だった
しかしそこの店員はオープンは11時なのでお待ちくださいとのこと
しかし、店のスタッフは打ち合わせるでもなく朝礼をするでもなくいた。
どうして店内でお待ちくださいとか声がかけられないのだろうか、、、?
自分が大好きなだけにすっぽかされたような気持ちになりブランド自体が好きでなくなってしまう
大阪のリッツカールトン大阪はとても大好きなホテルですと
全員で名前を覚えていてくれて夕方はお帰りなさい、、、朝は行ってらっしゃいと声をかけてくれる ある時馴染みのベルボーイではなく若い女性のベルボーイが対応、、、驚いた!高橋様お帰りなさい、、と声をかけられた 僕という一人のお客様の情報をそこまで共有してくれているという安心感
広島で仕事があってもついリッツカールトン大阪を常宿してしまうと
やればできるこんなサービスを他はなぜやらないのだろうと
僕の店では一度来店いただいたお客様は必ずお名前を覚えてお名前でお呼びし、先回までの
召し上がったものやワインの銘柄などしっかり覚えてから接客に当たると
こんなにたくさんのお店がある中で 自分たちの店を選んでくれてお金を使ってくれるのに、どうしてお客様をないがしろにするんでしょうと
いろんな事例を出しながら真のお客様の満足の為に働く意味をお話くださった
僕も当然創業のときに初めてお客様が購入してくれたあの喜びと誇りを今でも忘れない、、、つもりだった しかし聞いているうちに随分とうすれかかっていることに気付いたな
もう一度社員たちとお客様満足度をあげることのできる仕事をしてゆこう
あるレストランに初老の男性客が訪れた、大きい花束と本を抱えて
ウェイトレスは不思議に思い尋ねた
男は「今日で長年勤めた会社を定年で退職したんです、そのお祝いにお花とアルバムをいただいたんです」と
彼女は、「長くに渡りお疲れ様でした」とオーダーのコーヒーに添えた
2口ほどコーヒーを飲んだ男性はそれに気付き目頭を熱くした 男性が帰る時、厨房3人ホール3人全員、6人のスタッフが店の外まで見送り 「お疲れ様でした、またたまにはおよりくださいませ」とお声がけしたところ泣き崩れてしまったという
こんなことをサービスできる自分の社員を誇りに思うと、、、いや、高橋さん。悪いけど僕のところだって負けてないですよ。。と思いながら聞いた
ある日のスタバ ・・・きゅうに雨が降り出した
タクシーをつかまえ走ろうとしたその瞬間カウンターから出てきた青年が「たかはしさん、、、傘をお使いください」と・・・嬉しくて涙がでそうだったそうだ そして「ありがとう、大丈夫だよ」と駆け出してタクシーに乗った なぜ借りなかったか?僕は体が濡れるのが嫌なんじゃない 優しく心に傘をかけほしかったんだ
もう一度原点に戻ることのできた講演会でした
早速高橋さんのセミナーを社内で開催する予定 いいこと、感動は必ず共有する これがKENS STYLE!