翌日仲間に起こされたのは4時・・・外をみると、おや随分とテントがない。薄明かりの中で上っていくパーティが見えました。そういうことか、みんな早いですね。
さて朝の荘厳な空を眺めていると、あれ?昨日のひざが動かない!やばい。痛いし思ったように動かない。おまけに薬とサポーターと両方忘れた・・・ここからが一番良い所なのに。どうなっているんだ。無理して滑落なんて大変、もちろん落石なんかしてしまったら大迷惑。ということで、今日は隊長に言って、私はベースキャンプ守備隊長に任命されました。
息子も含めて朝6時過ぎには全員を送り出しました。
隊長は北穂高から最低コルを通って涸沢岳を抜けて穂高岳山荘まで縦走、最後に涸沢小屋に降りてくるルート。時間があれば奥穂高3190mまでチャレンジ。結局彼らはなんと6時間で回ってきました。
かなりのハイペースです。素晴らしい眺めを堪能したそうです。ここで学び・・・必ずトランシーバーと双眼鏡は必携しましょう。さてそれからはテントを撤収して下山。夕方遅くに出発点の上高地へ。温泉で汗を流し東京へ帰ってきました。
息子は初めての登山をしっかり経験しました。私ができなかったことをやり遂げることができました。この事で大きな自信と誇りが芽生えたのではないでしょうか・・・そんな目をしています。何より体験が人を成長させるのです。私は、このままでは引き下がれません。この夏のうちにリベンジをかける予定。
今週も忙しい中(展示会など)、待ちに待ったSurf Dayがあります。このブログでも書いてあるとおり、私の起業の原点。それは豊かなライフスタイルを実際の時間を使う中で美しい自然を共有していくことは、とても大切なことだと思っています。