25年ぶりに古巣のスキースクールに凱旋
僕は昔プロスキーヤーだったんです(本当です!)。
かなり熱中した時代もあり、ホームゲレンデは志賀高原の一ノ瀬。
ホテルJAPAN SHIGAというホテルにあるJPSSというスクールです。
SIAという組織に属するプロスキーの集団。
25年ぶりに訪れたスキー場は思っていた以上に現代のスキー離れを象徴していました。
自分が行っていたスキー場は、中でも人気のあるスキー場でしたが、
(当時はまったくそういうことは意識していなかった)
あの頃の笑顔と笑いにあふれていたリフト乗り場はガランとしていました。
これから変わっていくんだね、
余暇の過ごし方、
ライフスタイルに人が求めるもの、
そういった価値観が。
単純に人はいいもの、楽しいもの、得するものに集まるんですね。
ですからお客様の喜ぶことを次々に考えていかないと沈没してしまう。
そんな中、僕のいたスクールは今でもリピートのお客様でいっぱいだそうだ。
すばらしいことだ。
校長以下みんなが真剣にスキーを求道する道場のような所でしたから。
ほんと厳しかった。
でもいろんな礼儀とか教わったのもここだった。
人が少ないとはいえ、雪と斜面とみんなの笑顔は変わらずだ。
最高の天気に恵まれたこの日、
標高2000mの高原はいつもの変わらないアスピリンスノーの世界でした。
たまには訪れてみたいです。