2011-09-05

やり切る力

月の第一日曜に、僕は猪苗代湖畔にいました。
カヤックをやりにきたのではなく
ある人たちを応援しに・・・。

ある人とは、今年の新入社員と部長だ・・・。
何を?・・・。

第6回、磐梯高原猪苗代湖「復興チャリティーマラソン」です。


前にも書いたとおり、一年間の新人育成プログラムの責任者は僕自身。

鹿島塾という名の・・・。
いろんなことをやる
商売というものの考え方。
収益が生まれる仕組み。
コミュニケーション etc

そんな中で、課題はみんなで(今年は6名)苦しいけれど
達成感のあることにチャレンジしなさい。
簡単に出来てしまいうことはNG。

みんなが事前の準備で、それ相応の大変さを味わい
ちょっと仲間割れがある位が、ちょうど良い
やりきった時は涙が、こみ上げてくるようなことが良いです。


さて、今年の課題はフルマラソン。
それも、全員のゴールがミッション。

みんな会社でやらせるなんて・・・。とか
私無理・・・。とか
初めは色々とあります。

その内、練習を開始し、改めて無理かと目標に押しつぶされそうに。
そうして、いろいろとドラマは展開してゆく。

そして当日、台風の影響で雨のぱらつく中でのスタート。
今回は、当社きってのアスリートでもあり営業の責任者の部長であり
武将の柴田参戦。
こういうのが、当社の強みかな。

雨に打たれながらの前半戦、少々折れそうな心を仲間が応援する。
しばらくすると、仲間だけでなくマラソンに挑戦しようとする
みんなが応援の声を掛け合う。そのたびに「ヨシッ!!」と


TOPは部長が4時間半。
これは初マラソンではありえないタイム。
さすが・・・
次々にGOALを迎え、みんな半分べそをかいている。
膝も痛いし、腿も上がらなくなってくる。
腕を振ろうにも、腕が動かない。

最後に女子2名が少し遅れる。
しかし、元気で最後までやってみると
一人は、喘息があり参加をためらったこともあり
医師から、10kmまでと言われたらしいです。

でも、淡々と走り続ける。
みんなが、暖かくゴール付近で出迎える。
GOAL
大きいものを持った瞬間、自分への大きいメダルだ。




ラストの子もGOAL。
全員完走し、素晴らしい!
お互いをたたえて、抱き合う全員。
シャワーを浴びてみんなで食事!
いい瞬間!!
やりきった者でしかわからない興奮感と疲労感。




別れ際に 
体の痛みは2日くらいで消えるけど
走りきった記録と自信は一生消えないよ・・・。
よく頑張った。
誇りだよ。
仕事にも、きっと活きてくる時がある。
上手くいかなくてやめたくなる時、一歩をとめなければ
必ず、GOALは近づくものだ。



追伸
帰った新人から一通のメールが・・・。

社長・克美さん

お疲れ様です。江部です。

本日はお忙しい中、福島まで応援に来ていただいて
夕食まで、ご馳走していただきありがとうございました。

社長と克美さんが、ゴール前で応援に来てくれたときは
本当に嬉しくて、新卒一同大変励みになりました。

内定者研修から1年間、今回で研修は最後になりましたが
最後全員完走出来たことで『何でもやってみれば出来る』という自信が付き
〈限界は自分で決めるものではない。〉という栗城プロジェクトから
社長が仰っていた今回の研修のテーマを
42km走ることによって新卒全員で再認識し
一生忘れられない達成感を味わうことが出来ました。

この一年間で社長・克美さんはじめ先輩方から
学んだことを各自配属店舗に持ち帰り、実践します。

24期は、新入社員から新人賞をとります!!

一年間、本当にお世話になりました!!
ありがとうございます!!

2011年、新入社員一同&柴田


と・・・。
みんな頑張れよ!!