メンズプレスの早川です。
寒い季節の真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回はフリークス ストア14年春夏について簡単にご説明させていただこうと思います。
次のシーズン、14SSは春と夏でそれぞれのテーマを設けていますが、
夏はまだ少し先ですので、今回は春についてお届けします。
メンズもウィメンズ同様にスポーツテイストがキーワードの春は、直球のスポーティなアイテムはもちろん、
色や生地、ディティールから感じ取れるものをアメリカンカジュアルに取り込んだコーディネートやスタイリングを提案します。
タイトルは“Take Me Out To The Ballgame”。
アメリカや野球好きならピン!と来るこのタイトルは、少しレトロなニュアンスを感じ取ることができて、
90年代リバイバルと言われているまさに今の時代にピタリと合ったテーマです。
お客様はもちろんですが、お店に立っているスタッフのみんながどういった解釈や提案、
着こなしをそれぞれのスタイルに落とし込んでくれるかが非常に楽しみです。
そこで、数ある取扱いブランドや別注アイテム中から、厳選した3ブランドを紹介します。
【FREAK’S AMERICA】
FREAK’S STOREとアメリカンカジュアルを語る上で外せないのがMADE IN USAです。
ブランド名もそれに倣い“フリークス アメリカ”と名付けられたこの春からスタートするラインが登場します。
日本国内の生産では決して醸し出すことの出来ないそのニオイと生地がもつオーラ、完成時の表情は
やはり独特のものがあり、何故か惹きつけられますよね・・・。
それだけにこの雰囲気に憑りつかれ夢中になった人は数知れず、それについては世代というものは関係ないでしょう。
このフリークス アメリカは、某有名ブランドも手掛けるそれぞれの工場で生産されています。
これらの珠玉のベーシックウェアたちは、ブレザーやシャツ、チノにカーゴパンツはもちろん、
ポーチやトートバッグまでラインナップします。
こういった長く着られてクローゼットに残るアイテムこそがフリークスが大切にしたいテイストでもあり、
それを表現するにはピッタリなのではないでしょうか。
【ALDEN】
待望の別注ブーツがついに店頭に並ぶ日が来ます。オールデンに別注をかけたマンソンブーツです。
アメリカ軍人たちに提供されていた軍靴の木型“379X”はミリタリーラストという名称でおなじみの木型で
長時間履いても疲れにくくオールデンでも人気の高い木型ですが、その知名度の割にあまり使われておらず、
流通数が意外と少ない気もします。今回の別注ブーツは、ワークやミリタリーブーツらしからぬ艶っぽいカーフレザーを
アッパーに使うことで、今の時代性をちょっとだけ取り入れた有りそうで無いモダンな仕上がりです。
履く人の用途に合わせ、職人によって作られるオールデンは、ニューバランスやレッドウイングに代表される
アメリカンブランドと同じくやはり見た目よりも歩くという“機能”を重視する、靴というよりも歩くためのギアに近い姿勢が
また素晴らしく感じます。
こういったスペシャルなアイテムはやはり、特別な場所や何かの機会にお披露目することになるでしょう。
最後に【エンジニアド ガーメンツ フォー フリークス ストア】
2シーズン目を迎えるこの特別なコレクションのコンセプトは、前回と同じ
”大人の男性が着られるカジュアルベースのジャケットスタイル”。
フリークス ストアが提案したいこのコンセプトにEGらしいデザインやディティール、生地を乗せたコートやジャケット、
シャツにパンツは、バイヤーたちがニューヨークでデザイナーの鈴木 大器氏とやりとりをして生まれたものだけに、
そのこだわりは相当なもので、これらがいわゆる別注とはまるで違うことがわかります。
トラッドをベースとしながら、EGの春夏のテーマでもある1968やウッドストックといったカルチャーの側面を
感じ取れる色や柄の生地を使っていて、トラッドとヒッピーカルチャーがミックスしたような面白さも感じられます。
このミクスチャー感が現代的であって、ファッションを楽しむ為には不可欠な要素であり、それを感じ取っていただくには
十分な仕上がりになっていると思います。
今回はこの春の代表的な3ブランドをご紹介させていただきました。
この他にもさまざまなブランドやアイテムを取り扱っていますので、是非とも店頭でご覧いただければと思います。
1月上旬から徐々に春物入荷が始まります。
やはり洋服の楽しさは自分の目で見て、袖を通し楽しむということ。
そうすることで気持ちもアガってハッピーになりますし、何より外に出たくなります!
新年を迎え、洋服も新調して楽しいスタートを切りたいですね。