2013-07-01

ケアンズ to カルンバ 2

その後も続いた自転車での挑戦
オーストラリアの人たちとキャンプで寝袋にくるまりながら・・・
日に日にコミニケーションが強まってくる

シドニー、ゴールドコーストなど全豪から集まってきた人とボランティアで構成される
夜な夜な、パブと言われるところでビールとワインを飲んで仮装したり、芸を披露したりして笑い転げる
安物のワインを呑みかわし 月明かりとキャンドルの灯で語る楽しさ・・
豊かさって経済や物質じゃないと思う瞬間だ
驚いたことに医師、弁護士、大学の教授などが大勢参加している





ボランティアの人たちは20Kごとに給水所を作って僕たちを待っていてくれる
ここが見えたときは何より嬉しい

水を補給し、果物とあめを食べて
声を掛け合い またそれぞれがまた自転車にまたがって行く
それぞれのグループの前後にはエスコートの車がつきパンクしたら一旦、車でPICK UPして次の給水所で直す
おまわりさんがPOLICE CARで大型車をエスコートし、そういう車が通るときは
無線連絡で後ろからそういう車が近づいていることをリーダーが伝え列を一列にして時には止まる
驚いたのは ROAD TRAINといって大型トレーラーが3台引っ張られている奴がくるんだ
時には前が見えないくらいの土煙を上げてね
それと土地柄もあるんだろう 4WDの車が凄く多い そしてカンガルーバー(カンガルーがあたったときに車が壊れないようにする)
とどでかいドライビングライトはほぼ標準装備
働くマッスルカーは格好いいです またしてもずっと4WDに乗り続けてきたがまだ乗りたいと思っちゃう僕でした
また日本でも遊びでトレーラーを引くこともあるのですが・・・自転車満載のトレーラーを大型バスが引いてくのにはびっくりでした

そして走りは三日目.四日目と膝に痛みがではじまる また尻も痛みが・・







五日目にゴール近くに黄色い服を着た現地の子供達がいる
このイベントの寄付で子供達に自転車をプレゼントしているようだ
子供の笑顔が素晴らしい
僕も子供のころ自転車は自由にどこへでも行ける魔法の乗り物だったことや
弱かった僕を自転車の旅に母親が出してくれて大きい自信を手にしたことを思い出していた
この子供達の未来に何かの役に立ってくれればうれしい




また最終日前日 食事が終わってしばらくすると人が広場に集まってきた
ボランティアで支えてくれた人一人一人名前と役割を紹介し、みんなでラインを作って
声をかけて労をねぎらう ありがとうの声がひときわかかる
ボランティアのスタッフもうれしそうだ




先にも書いたように給油所や疲れて到着したキャンプでの食事や障害から守る為のサポート等々
本当にお世話になりました ありがとう

そしていよいよの最終日のゴール・・
回りの人からもひときわ大きい歓声がわく

GOAL

お互いの健闘を祝し、大きな拍手のなか握手とハグでお互いを讃える 感動のゴールだった
そしてゴールのゲートを抜けるとそこはとても綺麗な海だった




今回のイベントで人生を楽しみながら人の役に立つということを体験した・・
きっとこれからの仕事に生かせるはずだ





そして明日には帰国 翌日にはあの・・ブライアン・ベントが来日する
その翌週にはアメリカへの出張だ

さあまた忙しい日常に戻る・・・
応援してくれた皆さんにこのブログを借りてあらためて感謝いたします

ありがとうございました

載せきれない写真はここにありますので是非ご覧ください

http://firestorage.jp/photostorage/fdd6b56547e164fb167fc2fdb3e627262b569827
http://firestorage.jp/photostorage/a1916f8dfd7674783aa066f8a66ddce07132a462