今日はMENSです
メンズのプレスは早川くん
ヨーロッパのショウまで自費でいってしまうほどの服好きです
【2013FW シーズンテーマ】
"Inner City Good Life"
インナーシティとは低所得層が固定化した地域ではなく、そこに住む様々な人種や彼らが持つ文化が交じり合い新たな文化やライフスタイルが生まれる場所でもあります。今期はNYのインナーシティに住む自由気ままな男をイメージしたライフスタイルを提案します。代表的な素材はレザーにベロア、スウェットにコーデュロイ。柄はコブランやカモフラージュ、レオパード。色はブラックにロイヤルブルー、ミリタリーグリーンを主軸とした、トップにはライダースとタートルネック、ボトムにはスウェットパンツとハイテクスニーカーといった、型にはまらずモード過ぎないカジュアルアップしたスタイリングを提案します。
【メインコーディネート】
象徴的なコーディネートは、モノトーンが基調ですが、挿し色にはロイヤルブルーやミリタリーグリーンを使います。
そこにカモフラージュといった柄やレザーやベロアといった艶、タートルネックやスウェットといったアイテムをアクセントに使います。
テーマにあるような都会的な男性を表わすべく、シルエットをスマートに纏めスタイリッシュでモダンな印象を与えます。
【トピック・別注アイテム】
トピックとなる別注アイテムは大きく4ブランド。
まず"エンジニアド ガーメンツ バイ フリークス ストア"。
いわゆるそのシーズンに発売されるアイテム対して色や素材、ディティールを変更する通常の別注とはまるで異なるアイテムで、
フリークス ストアのバイヤーがNew YorkにてEngineered Garments鈴木大器氏に依頼しデザインしていただいた特別な4モデルです。
'13FWのコンセプトは”大人の男性が着られるカジュアルなジャケット”と、“スーツと合わせることが出来て、ONでもOFFでも着ることが出来るコート”
このフリークス ストアの提案にEGらしいデザインやディティール、ユニフォームサージやリップストップ、コーデュロイといったEGらしい生地を使って形にした特別なアイテムです。
続いてバンソン。
数あるライダースのなかでも重厚感があり、他のどこよりも”アメリカの匂い”が漂うバンソンの代表格モデル”C2”の別注です。90年代を彷彿とさせるような野暮なシルエットではなく、日本人の体型に合う細身のパターンをピックアップしました。またウエストのベルトを排除し革にディアスキンレザーを採用するなど、無骨でしかないライダースを柔軟でスタイリッシュなライダースに仕上げました。
最後にミステリーランチ。
これは新モデル"ストリートファイター"をベースに全ジップに撥水テープを貼り、サイドポケットなど無駄を省略、内側にPC収納可能なオーガナイザーも搭載。ネームの色と配置場所も変更しました。さらにヨークも芯なしの柔らかいものに変更。”ミステリーランチ感”を出来るだけ無くし、元々タウンユース寄りだったモデルをさらにスタイリッシュな街使い仕様へ変更しています。
秋冬から登場する新たな柄ウッドランドカモが新鮮です。
さらには7月にフリークス ストアによるアテンドで初来日予定のアーティスト"ブライアン・ベント"とのコラボレーションシリーズ。
彼が手掛けるユナイテッド フィフティーからリリースされるTEEシャツに自身が全てハンドで仕上げたワンオフ物。
数量限定ですが、独特のタッチと世界観はファンのみならず垂涎のアイテムに仕上がっております。
【好反応・トレンド予想】
別注アイテム以外でファッションメディアに反応が良かったアイテムはMA-1、インナーダウン、スウェットの3種類。
インポート、プライベートブランド関わらずこれらのアイテムは人気も高く、誌面は勿論街中でもシーズンに入れば目にする機会も増えると予想できます。